面接での質問「弊社のゲームはプレイしましたか?」について

こんにちは、247です。

今回は、ソーシャルゲームプランナーの面接で頻繁に聞かれる質問「弊社のゲームはプレイしましたか?」について、質問の意図と対策について書いていきます。

ソーシャルゲームプランナー志望の方、業界に興味がある方はお読みください。

質問の意図とは?

「弊社のゲームはプレイしましたか?」という質問の意図は、「この会社に入りたいと思っているのか?」「しっかり準備ができる人間か?」「ソーシャルゲームプランナーとしての能力はあるか?」ということを判断したいという意図があります。

この会社に入りたいと思っているのか?

会社側は当然、「とりあえずソーシャルゲーム会社ならどこでもいいから入りたい」という人よりも、「会社が配信しているゲームや得意ジャンルを知った上で会社に入りたい」という方を、熱量が強いと判断して、優先して採用します。

しっかり準備できる人間か?

ゲーム会社におけるソーシャルゲームプランナーの求人募集に応募するのであれば、その会社のゲームを実際にある程度プレイしておくことは当然の準備です。

これが出来ていなければ、「必要な準備ができない人」と判断されます。

ソーシャルゲームプランナーは機能実装や会議のセッティングなど、準備をしなくてはいけないことが多々ありますので、「準備ができない人」と判断された人が採用されるチャンスは低いです。

ソーシャルゲームプランナーとしての能力はあるか?

「弊社のゲームはプレイしましたか?」という質問される際には、「プレイしたゲームの感想と改善点を教えてください」という質問もセットで聞かれることが多いです。

ここで具体的に、的確に答えることができれば、採用のチャンスは大きく増えるでしょう。

質問における対策は?

「弊社のゲームはプレイしましたか?」という質問における対策は、実際にゲームをダウンロードしてプレイして、面白いと感じたポイントと改善点を文章にすることです。

面白いと感じたポイントについては、そのゲーム特有のポイントについて具体的に答えましょう。

「艦隊これくしょん」を例にすると、「絵が好みで良かったです」は他のゲームでも同様の答えができるので控えたほうがよいですが、「キャラクターがダメージを受けた時に、衣装も破れる演出が斬新で面白かったです」であれば特有のポイントをついており、評価も上がります。

改善点について答えるときのポイントは、ゲームのグラフィックやサウンドのようなアセットの「質」についてではなく、ゲームの内部的な「操作部分」や「楽しませ方」について答えるのが良いです。

「豪華声優を起用すればよいと思います」と言ったとしても、それは当然なわけで、お金をかければいくらでも可能な部分であり、求められている回答とは異なります。

そうではなく、「戻るボタンを押したときに確認ウィンドウが毎回出て来てストレスに繋がる恐れがあります。『本日はこのウィンドウを表示しない』といったチェックボックスを設置して、チェックされたらその日は非表示にすることでストレスが緩和されると思います。」のように、開発陣の工夫によって改善できそうな内部的な回答をすることで、良い評価につながります。

まとめ

ソーシャルゲームプランナーの採用面接において、「弊社のゲームはプレイしましたか?」という質問はほぼ確実に聞かれる質問です。

事前にしっかりとゲームをプレイして、感想(面白いと思ったそのゲーム特有のポイント)と改善点(開発陣が工夫することで改善できそうな内部的なポイント)をまとめて、答えられるようにしましょう。