ソーシャルゲームって何?
こんにちは、247です。
このブログでは主に私の職業であるソーシャルゲームプランナーについて色々書いていく予定なのですが、そもそも「ソーシャルゲーム」って何なのさ?ってのを説明していきます。
ゆるーく、けだるい感じで見てくださいな。
そもそもの「ソーシャルゲーム」の意味
そもそもソーシャルゲームってのは、「SNS(ソーシャルネットワークサービス)を介して行われるゲーム」のことを呼んでいました。
今はツイッターとインスタが特に有名ですが、10年ちょい前にソーシャルゲームが出現したころは「mixi」や「GREE」みたいなSNSがめちゃくちゃ流行っていて、日記書いたり、他のユーザーにコメントを残したりして楽しんでました。
ソーシャルゲームはそんなSNSの中のサービスの1つみたいな感じで誕生して、そのSNS内の他のユーザーと協力したり他のユーザーを襲撃したりして一緒に遊ぶことができました。
ソーシャルゲームは買い切り型のコンシューマ機用ゲームとは異なり、基本プレイ無料で課金することでゲーム内で有利になる「フリーミアム」というビジネスモデルが取り入れられており、かつ配信スタート後もいわゆる「運用フェーズ」でのPDCAサイクルによってアップデートが繰り返されます。
※PDCA・・・Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)
「ガチャでキャラ獲得」→「キャラ強化」→「クエストに出撃」といったソーシャルゲームのフローや「スタミナ(行動力)」の概念もソーシャルゲームの特徴ですね。
このころはスマホは存在してないので、ガラケーを使ってみんなでカチカチポチポチやってましたね。
そしてちょっとしてから「スマホ」が誕生して「アプリ」が出現したことで、ソーシャルゲームの定義もカオスになってきます・・・。
今のソーシャルゲームとは?
スマホが出て「アプリ」という概念が存在したことで、SNSを介さないアプリゲームがどんどん作られます。
アプリゲームはガラケーのソーシャルゲームよりも見た目のクオリティが格段に高く、タップ・スワイプなど簡単かつ直感的な操作ができることもあり、大人気になっていきます。
それに伴いSNSを介したゲーム「ソーシャルゲーム」は廃れていきます・・・が!however!
しかしながら、そのアプリゲームの中でも、「フリーミアム」のビジネスモデルで「ガチャでキャラ獲得」→「キャラ強化」→「クエストに出撃」のフローがあり、他のユーザーとも協力したり戦ったりできる「ソーシャルゲームの流れを汲んだゲーム」が多く誕生します。
初期で有名なタイトルだとパズドラとか、ブレイブフロンティアとかですかね。
「クエストに出撃」の部分はガラケーの頃よりも大幅にパワーアップしましたが、大きなフローは変わっていません。
この「ソーシャルゲームでは無いけれどソーシャルゲームの流れを汲んだゲーム」も、一般的に「ソーシャルゲーム」と呼ばれているのが現状です。
プレイヤーからしたら、SNSとの連動してるかどうかなんてシステム上の都合であって大した問題ではなく、同じような体験をしているわけですからね。
「アイス」みたいなもんです。
「アイス(ice)」は本来「氷」という意味で、雪見だいふくやクーリッシュみたいなものは「氷」じゃないんですが、人々はそれらを「アイスだ!冷たくてうめえ!」と言って食べてるわけですよ。
これと一緒です。きっと。。。
アイスだ!冷たくてうめえ!
また、同じフリーミアムのスマホアプリゲームでも、シャドウバース、ドラクエライバルズのような対人カードゲームや、PUPGなどの多人数FPSはソーシャルゲームというよりも一般的に「オンラインゲーム」と呼ばれて区別されています。
明確な定義はありませんが、「別プレイヤーの行動がリアルタイムで自分に影響するシステムが遊びの基本となるゲーム」というのがオンラインゲームのポイントかと個人的には思います。(まあ、ソーシャルゲームもインターネットで通信しているので、広義ではオンラインゲームです)。
まとめ
「ソーシャルゲーム」はもともと「SNSを介して行われるゲーム」のことを呼んでいたが、「SNSを介してなくてもSNSを介して行われるゲームの流れを汲んだゲーム」についても一般的に「ソーシャルゲーム」と呼ばれるようになった。
って感じです。
「隣の壁に竹立てかけたかったから・・・」のフレーズに似てますが、こんなとこですかね。
もっと色々書いていきたいですが、今日はこのへんにします、おやすみなさい~!
おやすみ~!!
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